2012年 お茶+B級グルメの旅 9月29日星期六
縦横港九！香港島を歩き回れ！
縦横港九！香港島を歩き回れ！
土曜日ですから、 香港島のお茶屋さんを周ります。
顔興記香舗茶荘（移転しています。移転先は掲載をお待ちください。）
義安
美香村
福健茶行
加えて、今回は香港大学のティーサロン、博寮茶座を訪問しました。
他にも、一店舗を見つけて、入りましたが・・・
何も買わずじまい。
西營盤 徳記 参去壹 点心 粉麺飯
香港島の西營盤、薄扶林道にあります。
電車で西邊で降りて、西邊道を登ります。
皇后道西へ出たら、五叉路にあたります。
薄扶林道を右側を登るとあります。
この店、料理王国の2011年7月に
勝見洋一さんと譚彦彬さんが訪れた
「A級的？C級的 香港の悪い美味」
で掲載された店です。
40年以上の歴史があります。
この店構えを見てください。
店の名前の通り、点心もあります。
ご飯もの、麺ものの食堂もあり、みなさん、そちらを食べている人が多い。
顔香圃興記茶荘へ行く前に、朝食というわけです。
混んでますが、みなさんが席を譲ってくれます。
西營盤の人は本当に親切です。
飲茶もできます。
ほのかな甘みがうれしい、馬拉[米羔]。
ここの点心、[黒占]心は、伝統的な手工、手作りです。
勝見さんのお勧め、ここの、ハムユイと豚肉のハンバーグ飯を注文。
これが、驚くほどうまい。
魚と豚肉がこれほどまでにマッチした料理は初めてです。
油菜もたっぷりです。
食べるときに、調味料を間違えると
相席のおじさんが、違う・・・と教えてくれます。
飲太、持ち前の絵心で、料理や、[黒占]心を撮影していましたが
それを気にしないでくれました。
香港のホスピタリティを感じる店です。
今度は炒麺かな、美味しそうだった。
印象度：☆☆☆☆
日本語度：無理
香港大学 博寮茶座
顔香圃興記茶荘の移転先を知り、安堵して
義安茶荘で買い物をしてから、香港大学へ向けて
坂を上がりました。
香港大学の美術博物館にある博寮茶座は以前より行ってみたかったのですが
夏は坂を登る気がせず、後回しでした。
東門から入るとすぐ左手に香港大学の美術博物館があります。
この建物に入ると、売店兼
この博寮茶座がありますが、
香港大学の美術博物館の、磁器のコレクションをみることをお薦めします。
係員の人にお茶のみたいと話すとメニューをもってきてくれます。
20HK$！
緑茶は龍井があります。
一日一茶が頼んだのは白茶。
ははは、茶壺です。
さっぱりした味わいで美味しい。
ここの売店、磁器のコレクションの写真集などもありますし
香港大学のマグカップやポストカードもあります。
香港人はどこでもうるさいですが、
ここだけは、そのような喧騒とは無縁です。
コレクションを見た後にお茶を飲めるのは心が豊かになります。
定期的に茶藝の講習コースがあります。
訪問した土曜日、15時からでした。
（時間の都合で参加できませんでしたが。）
印象度：☆☆☆☆
日本語度：無理
顔香圃興記茶荘
昨年行った場所へいくと、店がドラッグショップにかわっています。
移転先を訊くと「知らない」
途方にくれました。
隣の眼鏡屋さんに訊くと「知ってるよ」と名刺をくれました。
ああ、西營盤の人は親切だ。
このようなやり方で、移転先を追っかけられるようにしてあるんですね。
流石、キャミー！
博寮茶座を訪問後、名刺を頼りに訪問しました。
なんと、林奇苑と同じビルの9階。
上環近辺に好みのお茶屋が集中して、いやあ、これでお茶屋周りは効率的なります。
新しいお店は、オフィスのようですが
昔の看板はそのままで、雰囲気があります。
6月に移転したとのことでした。
春茶王鐡観音をキャミーがいれてくれました。
美味しい、程よく焙煎が利いています。
前の店では、窯がありましたが今回は無いようです。
焙煎は、他に頼んでいるとのことでした。炭火？
名刺には炭焙と書いてあります。
もうひと月遅いと、秋茶でした。
11月の頭だと、春茶と秋茶が楽しめます。
ちょっと早いな。
いろいろ買って、キャミーと話しをして
メールを送るから、返事を頂戴！と念を押して
店を辞しました。
上環文咸東街105-107號にあります。
MTR上環のA2出口を出て、永樂街を西へ行き、
急疵利街に出たら、左折して、一つ目の道路が、
文咸東街（ボンハムスタンダードst）ですから、これを右折して、右側にあります。
前は蕘陽茶行、一階は林奇苑です。
印象度：☆☆☆☆
日本語度：無理
福建茶行
昨年、初めて訪問した福建茶行。
香港島のお茶屋さん周りのコースに組み込まれました。
ここはやっぱり焙煎の利いた鐵観音
60時間焙煎しています。
それと、焙煎をしていない清香の鐵観音。
試飲させていただきます。
おいしい！
でも、持ち帰って日本で飲むと、この香りと味わいが出せません。
なぜだろうか…
ここには、店主のほかに、もう一人名物店員がいるのです。
お茶の缶の上に佇むなんて…
このブチ猫、なんと尻尾と頭が黒いのが超カワイイ。
齢13年とちょっとお年寄りですが、
しっかり、店員として働いています。
飲太、撮影していました。
Mercer Street 6
香港島[子子]沙街6号
上環駅A2下車、皇后道西へ出る[ネ喜]利街、Hiller STを南下。
文咸東街、BonhamSTとの5叉路に[子子]沙街の入り口が見えます。
短い通りですし、横に長い看板があるのですぐにわかります。
印象度：☆☆☆☆
日本語度：無理
武夷星
皇后道西で見つけた、この小ぎれいな茶荘。
興味本位で入ってみました。
確かに武夷星というだけあって、岩茶がメイン。
しかも大紅袍から、勧めてきます。
おいおい、何年前の売り方だよ・・・
大紅袍のネームバリューがいまどき強いって思ってるのか？
しかもパック売りで、300HK$クラスのものばかり…
しつこい…
呆れて、何も買わずに出てしまった。
この場所は、
源茂、福健、林奇苑、蕘陽、顔香圃興記
という地域に密着したプロのお茶屋、しかも老舗が集うところ。
マーケティングを考えましたか？と言いたい。
ここで、観光客相手のパッケージ売りが通用すると思っているのかな？
人通りのあるところに、開店すればOk！と安易に考えていませんか？
1996年香港返還フィーバー当時、
尖沙咀には何軒かお茶屋がありましたが
今残っているのは一軒だけです。
観光客相手のお茶というのは、香港では極めて難しいのです。
印象度：★
日本語度：無理
MTR上環から、皇后道でて、中環へ歩くと永和街への入り口角にあります。
小梅茶荘の番頭さんに聞くと、武夷星は武夷山では有名らしい。
仲秋節の香港
火龍祭など、仲秋節には、香港中でいろいろなお祭りがあります。
大きな公園ではこのように、発光ダイオードの海・・・
小さいところではカラOK。
テレサ・テンの曲だったりします。
街中での飾りつけも、それっぽくて、
見ていて楽しい。
街では仲秋灯？が売られていて、ほほえましい。
これを飾って、一家で月餅を食べるのだろうか。
こども向けに超人（チューヤン・ウルトラマン）？の仲秋灯？があるのが香港らしい。
そういえば、慶龍のノリタケさんに月餅をお土産にしました。
遅ればせながらの仲秋節に、月餅を食べたのはうれしかった・・・
と言われました。
この季節のお土産は月餅で正解でした。
灣仔 祥正大排當
2012/9/29現在 「祥正大排當」という店名でした。
MTR銅鑼灣下車、軒尼詩道を灣仔方面へ戻り
高架の堅掌道を越えて、
一つ目の灣仔寶靈頓道を左折、
街市の左に見ながら、永德大廈が途切れるあたりにあります。
料理王国の2011年7月に
勝見洋一さんと譚彦彬さんが訪れた
「A級的？C級的 香港の悪い美味」
で掲載された店です。
ここの焼鳩が美味い！
海鮮よりも美味い、と記載されていたので
ここへ行くぞ！と思っていました。
香港で、鳩といえば、沙田の龍華でしょう、
でも、勝見洋一さんが「開発でダメになった」
と書いてあったのを信じました。
料理王国では「祥正海鮮飯店」
Openriceでは「祥正飯店」
行ったときは「祥正大排當」
店の名前が全然違います。
焼[火考]鳩を頼みました。
これって、超A級の味わい？
脂はなく、歯応えはまあまあ、
皮なんかパリパリじゃないし・・・
がっかり。
打冷にぶら下がってヤツ？
そりゃあ、熱くないわな・・・
蝦のにんにく蒸し、まあ当たり外れのない味わいです。
飲太の頼んだ油菜。
Ｔ村さんの頼んだ烏賊の炒めもの。
これも普通の味わい。
期待していほどではなかった焼[火考]鳩。
記事から一年経ってますし、店の名前も微妙に変わっています。
Openriceの評価も正しいかも。
しゃあない、Ｔ村さんに美味しい焼[火考]鳩、
食べさせてとごねるか？ってことで・・・
Openrice
http://www.openrice.com/restaurant/sr1.htm?s=1&district_id=1999&inputcategory=cname&inputstrrest=%E7%A5%A5%E6%AD%A3
灣仔寶靈頓道16號永德大廈地舖
印象度：☆☆☆
日本語度：無理
ちなみに、「大牌當」と、「大排當」、どっちがダイバイトンなんだろうか？
香港指南小吃指南では、「大排當」。
ここも、「大排當」です。
猫の古本屋 森記
電車の[火包]台山で降りて、
大強道の角にあるビルの地下街にあります。
T村さんが、
「猫好き？」
と問われ
「家にいますよ」
と答えたら、連れて行ってくれました。
これは店の前。
猫を起こさないでね・・・か。
店内はというと
実に幸せそうに寝ています。
本に囲まれた文人猫・・・
[火包]台山好添運 [黒占]心専門店
香港で、ミシュランを星一つを獲得した
[黒占]心、点心の専門店。
香港 路地的裏グルメで紹介されている好添運。
今回、旺角店へ行ってみるか、と計画していました。
世界で一番安く、ミシュラン一つ星を味わえます。
下手をすると1000円で・・・
その話を、T村さんにすると、
香港島にもありますよ、次に行きましょう！
灣仔にあるお店の中、鳩を食べた直後です。
それなりにお腹を一杯になっていないので、
電車に乗って、一路北角を目指しました。
[火包]台山で降りて、大強道の森記を冷やかして
和富道にでて、北角へ向かいます。
左手にあります。
20時ごろで、行列はなく、すんなり座ることができました。
又焼包、レタスの油菜、蓮の葉のおこわ、鳳爪（鶏の脚）
を注文をしました。
これは又焼包17HK$。
皮がパイのようになっていて、この食感と
又焼の強めの味わいが面白い。
従来の点心に比べると、独創性があります。
こういう点心ありかい？と思います。
鳳爪（鶏の脚）25HK$、これは普通といいますか、
もう少し、強い味わいが好みです。
レタスの油菜16HK$。
これは取り立てて言うほどもなく、いう味わいです。
蓮の葉のおこわ25HK$？、この味わいは絶妙かも。
薄すぎず、微妙に濃い目が大好きです。
馬拉[米羔]14HK$、少し甘みが強いのが好きなので
これは美味しい。
お茶代が一人3HK$、合計106HK$。
全般的に、あっさりした味わいの[黒占]心です。
現代の嗜好にマッチしたと言えるでしょう。
印象度：☆☆☆+☆半分
日本語度：無理
好添運は、中環、旺角、深水捗にもあります。
ただし、この展開は急すぎるような・・・
一年後には、店ありません、なんてことがないことを祈ります。
中秋節の大坑 火龍を見に行く
香港・澳門共に中秋節を祝うお祭りがあります。
カラオケ大会もあれば、大坑 火龍のように大掛かりなお祭りもあります。
T村さんが、大坑の火龍に入れていってくれました。
火龍とは線香、香港のものは太くて長い、
これを刺した龍で街を練り歩くものです。
この龍、実に長いんです・・・
その背中に太くて長い線香が刺さっていますから、煙い。
火龍が来る前に、バグパイプの一団がくるのが愛嬌。
すべて香港人のようですが・・・
大坑は、銅鑼湾に近く、甜品屋やカフェがあり、かなりおしゃれな街です。
建物が低いせいでしょうか？
子供の提灯を見ていると、
香港人も季節の移ろいに敏感なんだ・・・と感じる夜でした。
香港で見た秋の夜長の満月。
流石に、満月に向かって財布そ振っているおばさんはいませんでしたね…
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JALの翼に乗って龍哥と飲太は香港へ舞い降りた！3
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